催眠CDや暗示の効果には個人差があります。したがって効果を保証することはできません。
催眠CDは、医療の代わりになるものではありません。病気や疾患は、適切な医療を受け、
治療を受けることが大切です。催眠CDは、目的により、治療の補助材として活用なさってください。
CD(テープ)を聴くときの音量は、私の声がはっきり聞き取れるけれども、耳障りでない程度の音量に下げます。
音量が高すぎると、リラックスできないこともありますので。スピーカーは耳元に近づけずに、
少し離れたところから私の声が聞こえるようにするといいでしょう。
催眠誘導が始まってから10分くらいたつと、たいがいの方は、リラックスされます。
寝てしまう方が多いので、眠ってしまってもいいように、必要に応じて、目覚し時計をかけてください。
眠ってしまっても、潜在意識は、暗示を受け取ります。暗示を意識的に受け取りたい方は、
眠ってしまわないように、たっぷり眠った後に、いすやソファに
腰掛けて聴くとよいでしょう。
催眠オーディオによる副作用はありませんが、自己治癒・回復の過程で、
いろいろな反応
が出る可能性があります。それは、副作用とは違います。自律神経機能に与える影響は、
想像以上に大きいので、とくにストレスのたまっている方は、次のような反応が現れ
ることがあります。例えば、針やマッサージを受けたとき、その晩や次の日に、体が
だるくなるのと同じようなものです。反応は個人により、とても異なります。
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感覚反応
皮膚がピリピリする。感覚が敏感で過剰に感じる。
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運動反応
まぶたや顔の筋肉がピクピク動く。体全体や体の一部が震えたり、揺れ動く(不要なエネルギーの解放)。
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自律反応
涙が流れる。よだれが出る。鼻が出る。お腹が鳴る。血行が良くなって、ポカポ
カする。
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幻覚反応
夢のように、いろいろなシーンが頭に浮かぶ。頭の中で音が聞こえる。
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感情反応
涙が出る。愉快になる。雑念が浮かぶ。
痛みがある方は、CDを聴いている途中で痛みが和らぐ、または感じなくなることがよくあります。
体の震えが止まらない方も、CDの途中で震えが止まることがあります。
このように病気の方の場合、ヒプノセラピーオーディオは、単独で、回復や治癒に効くこともありますが、
基本的には、現在の治療の補助として
お使いになることをお薦めします。
2001年7月9日より、テープの販売を停止し、CDのみを販売しています。ほとんどのCDは、
オリジナルをテープで録音し、2001年にCDにデジタル化変換したものです。そのため「このテープには。。。」
というような表現がところどころに入っていることをご了承ください。